アトリエ

Atelier Umemoto

“西尾から世界へ”
写実が紡ぐ自然の魂

感動の彩、黄褐の光

写実画とは写真のように忠実に描くのではなく
自然からうけた感動を描く。感動した自分の心を描き出す。見た人の主観が入る奥深いもの。

梅本幹雄
(1929-2009)

油絵に捧げた生涯

昭和4年に愛知県西尾市で生まれ、終戦後、油絵を習い始める。10年間にわたる療養生活を経て、画家としての旅を始めた梅本幹雄。
60年間油絵に情熱を注いだ。
彼の作品は自然対象と自己の深いつながりを表現し、驚きの中に全ての美しさを見出します。彼の芸術の源は、15歳から25歳までの療養生活にあるかもしれません。生と死との問題に直面し、絵画を通じてその答えを模索しました。

“黄褐色”慈悲の色

大地のたくましさ、太陽の光、その慈悲の光を黄土色で表現

黄褐色の渋味を主調とした
作品が代名詞

梅本幹雄は絵画を通じて数多くの人々に感動をもたらし、その芸術の極致を追求しました。彼は「写実は古くて永遠に新しい道である。対象から受ける驚きを表現するのが写実である。驚きのなかに全てがある。驚きは無我である。そして自己の全てである」と語り、自身の作品に込めた情熱と深い思索を示しました。梅本幹雄の絵画は感動と洗練された美しさで溢れており、黄褐色の渋味を主調とした作品はその重厚なマティエールによって、芸術の精髄を表現しました。多くの人々の心に永遠の印象を刻みました。

“近美展の輝かしい道”

第1回サロン・ド・パリ大賞・内閣総理大臣賞も取得。国内外問わず多数の賞を受賞。

昭和50年に近代日本美術協会に参加し、数々の賞を受賞した梅本幹雄。彼の作品は黄褐色の渋味と重厚なマティエールで魅了し、その才能は国際的な評価を受けています。彼の作品は驚きと深い洞察に満ちており、近代日本美術の一翼を担っています。フランス、オーストリア、イタリアなどに出展。国内だけでなく、海外でも数々の賞を受賞。昭和52年には東京都知事賞、58年には文化賞、そして59年には近美大賞を受賞しました。 60年には外務大臣賞、61年には文部大臣賞サロン・ド・パリ大賞も獲得。第18 回近美展(上野の森美術館)で内閣総理大臣賞も獲得している。実際の絵を見たい場合は、代表作は西尾市の公共施設に寄贈している。本人より「見ていただければ私も幸せですから。」多くの方へ作品を見ていただきたい。

梅本幹雄

Mikio Umemoto

地元がパラダイスin 西尾市寄住町・道光寺町・道光寺一丁目」に出演

寄贈先のご案内

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梅本幹雄

代表作は西尾市の公共施設に寄贈しています。

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